今回水子のことでご相談に伺ったのは、父親である男性が亡くなったことをきっかけにし

てのことでした。その男性は、今の住まいである某地方都市で亡くなったようです。同じ

く船橋市内に住む共通の知人から聞きました。

 

彼とは、いろいろな事情があって、一緒になることが出来ませんでした。彼との間に授か

った子供とも、この世では出会うことが出来ませんでした。

 

わたしには、誰のことも恨む気持ちはありません。自分ですべてのことを決められるわけ

じゃないと思ってます。思い通りにいかないことの方が多いのが人生だとそれは分かって

います。

 

でも、彼が亡くなったというのに、お葬式にも出れない。お墓の場所だって分からない。

詳しい住所すらも分からない・・・詳しいことは分かりません。でも、亡くなるその時ま

で、彼はきっと幸せだったに違いない、そうであってほしい、その気持ちは確かなのです

 

彼のことはいい。その気持ちとは裏腹に、わたしの内側から盛り上がってきた思いは、わ

が子を水子にさせてしまったことへの強烈な後悔です。毎日、頭の中はそのことでいっぱ

いになり、もちろん夢にまで出てくる有様。日常生活にも支障が出始め、そこで船橋の母

のもとへと伺うこととなったのです。

 

こちらへ伺うこととしたのは、彼の死を教えてくれた、共通の知人からの紹介でした。そ

の方からの紹介ということにもご縁を感じたのですが、母は、まさにわたしが求めている

ような鑑定をしてくださいました。わたしは、これまで、どれだけ自分に素直になれなか

ったのか、ということを痛いほど実感しました。それも、母にそのような指摘を受けたと

いうことは全くなく、自分の中から驚くほどの感情が次々と湧き上がってきたのです。

 

いまは、少し落ち着くことが出来ています。水子のことを思う頻度も下がってきました。

でも、その分、心の奥深くに大事なものとしていてくれている…そんな印象を受けていま

す。またお伺いします。母に会えたことを、とても感謝しています。