結婚5年目を迎えたの今年の初夏、ようやく妊娠することができました。わたしたち夫婦

はもちろん、同じく船橋市内に住む両方の両親にとっても初孫にあたり、その喜びはとて

も大きいものでした。

 

しかし、当の母親本人であるわたしにとって、安定期に入るまでのひやひやした気持ちは

とてもつらいものがありました。

というのも、結婚してすぐに流産した経験があったためです。母体に無理がかかったわけ

ではありません。母体にも特に問題はなく、ほんとうに、ごく自然に流れてしまったので

す。

周囲から何の責めがあったわけではありません。夫も、とても優しくしてくれました。で

も、わたしの気持ちは全く晴れませんでした。「何がいけなかったんだろう」、ああして

いれば、こうしていれば、という考えは一向に頭から離れず・・・そんなさなかの今回の

妊娠です。

 

もしきちんと産まれていれば、もう幼稚園に通っていただろう、水子になってしまったわ

たしの赤ちゃん。その元気な姿を何度も夢に見ました。

生まれてくる赤ちゃんは、長子の生まれ変わりという考え方もあるかもしれません。でも

、わたしにはそうは思えなかった。

 

周囲のお祝いムードの中、水子のことを話すことすらできない。また流れてしまったら

・・・と、そんな気持ちを何とかしたい、そう思って船橋の母のもとを訪ねました。

母を前にして、時には涙で声を詰まらせながら、一生懸命話しました。聞いているほうは

大変だったろうと思いました。でも、思いを口に出せることが、こんなに自分を楽にさせ

てくれるとは思わなかった。

 

亡くなってしまった子を慰めることは、自分のためなんだ。母と話すうち、自分自身そん

なことを感じ始めました。これからも、無事に出産を迎えるまで、どんなことがあっても

わたしは、母親として向き合っていかねばなりません。

このたびは、面談をいただきとても感謝しています。これからも力をいただくため、母の

もとへと通いたいと思いました。